高知県安芸郡北川村平鍋

2025年6月30日


西日本のダム湖巡りに戻る
西日本のダム巡り』 Uターン状に流れる奈半利川は平鍋ダム湖とは呼びにくいのか?
第17番堰堤札所『平鍋ダム』のHPから抜粋
『異常時にこそ』
 平成23年7月の台風6号にて、この『平鍋ダム』へ通じる国道493号線の西部の
小島地区と東部の平鍋地区にて大規模土石流が発生、国道が完全に流失してこの地区が
孤立化した上、ダム堤自体も設備に損傷を受けダム湖にも大量の土砂が流入したのは記憶に新しい出来事である。 ここ、高知県魚梁瀬(やなせ)地区は三重県尾鷲についで長らく「日本」で二番目に雨の多い地域」として有名であったが、この台風でついに「日本一」となってしまった。 人命に被害が及んでいないことが不幸中の幸いであった。 魚梁瀬の原生林から土佐湾に流れる奈半利川には平鍋ダム上流の第19番札所『魚梁瀬ダム』があり、発電用ではあるが洪水の流入を一部貯留することで下流域の洪水災害の低減し、またこの平鍋ダムの存在は今回の土石流でのダム下流集落の被害軽減に大きく寄与したものと思われ、山間に住む人たちにとってのダムのもつ色々な側面を目の当たりに考えさせられるケースであった。
平鍋ダム、奈半利川
  兵庫県から四国の高知県まで来て、ダム堰堤に入るのは3連敗となってしまった。
せめて、ダムカードだけでも入手しておきたいので、大元の ”高知電力所”へ車を走らせる。
本日の四国のダム巡り
  魚梁瀬ダム ⇒ 久木ダム ⇒ 大谷川第3堰堤 ⇒ 平鍋ダム ⇒ 伊尾木川ダム ⇒
  和食ダム ⇒ 鎌井谷ダム ⇒ 永瀬ダム ⇒ 吉野ダム ⇒ 杉田ダム ⇒ 休場ダム
平鍋ダム見学
ひらなべダムけんがく
Road Map :奈半利川の上流部に ”魚梁瀬ダム”、そのすぐ下流部に”久木ダム”、
            少し離れた下流部に ”平鍋ダム”が並んでいる。
Route Map:通行止めゲートでダム堰堤には入れなかった。

本日、頂いた ”平鍋ダム”のダムカード。
平鍋ダム湖
参考:高知県にてダムカードの発行があるダム
  今日の高知県のダム巡りは ”魚梁瀬ダム”、”久木ダム”から始まって、”平鍋ダム”
へやって来たが、3つのダム共にダム管理室の入口はゲートで厳重に閉じられてダム堰堤に
入ることが出来なかった。 ダムを見学した人にダムカードを発行する。 との方針は何なの
か? 観光促進、知名度アップの為のダムカードではないのか? ダムカード発行の全てのダムはダム堰堤を解放して欲しい。
車で国道から平鍋ダム管理道路に入ろうとした時、入口の監視員に
車を止められて、管理道路の工事中なので車は進入禁止と伝えられた。
”平鍋ダム”は ”魚梁瀬ダム”から始まり、”久木ダム”を通る
”奈半利川”の3番目のダムとなる。 平鍋ダム湖には大谷川が流れ
込み、SABOカードを発行している ”大谷川第3堰堤”がある。
道路工事くらいではオメオメと諦められない。 車を国道の空き
スペースに止めて、監視員と直談判している内にダンプカーの運行が
停止される時間となり、歩いてならばと管理道を通ることが出来た。
管理道路は ”奈半利川”の直ぐ右岸側を通っているが、樹木が
”奈半利川”をまったく見ることが出来なかった。
国道からダム管理道路に入る入口で監視員に車を止められた。
管理道の先で道路工事中であり、ダンプカーの往来が激しいので
管理道には立入禁止だと言う。 つまり歩いてでも行っては
行けないとのことである。 ダムカードの発行は平鍋ダムの看板と
一緒に撮った写真を郵送すればダムカードを発行して貰えると言う。
管理道路を引き返して、少しではあるが、
”平鍋ダム”が見える地点を探した。
車なら管理道路を数分のところ、歩いて十数分掛けてダム管理所に
着くが、これまでのダム管理所と同じく、厳重なゲートで進入禁止と
なっていた。 フェンスの金網にカメラのレンズを差し込んで、ダム
管理所の写真を撮っておく。 ダム堰堤は樹木で隠れてしまっていた。
ネットで見付けた ”平鍋ダム”の優成。
ダム堰堤を歩いて、ダム湖を眺める! が本分のはずだったが・・・
画像をクリックでダム諸元が
読めるところまで少し拡大します。
(奈半利川)
ここまでダム管理所に訪問出来なった3ヶ所のダムカードを ”高知電力所”でまとめて頂く。
高知電力所:高知県安芸郡北川村長山177  平鍋ダムから8.1kmの距離に在り。